まんが喫茶ゲラゲラは今年で20周年!!

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みなさまに“ありがとう”のご挨拶

まんが喫茶ゲラゲラは2017/6/24に20周年を迎えます。 1997/6/24の田町店の開店から、いくどの出店、退店を繰り返して、 今では37店舗を運営し、多くのお客様に利用されております。 まんが喫茶ゲラゲラは今後も、漫画喫茶の業態と共に成長し、市場の変化にも柔軟に対応し、他社に先駆け独創的なサービスと価値ある時間を提供できるよう挑戦していく所存です。 引き続きご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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20周年記念キャンペーンを実施!

20年間のご愛顧に感謝して、20年分のありがとうキャンペーン!! 
※五井店、宮古島店は除く
20周年_web用_うまい棒

第1弾 6月1日~6月30日
20周年記念オリジナルうまい棒をもらおう!

アンケートに答えて、20周年記念オリジナルうまい棒をもらおう!
アンケートのテーマはずばり、「漫画喫茶に通い始めたきっかけ」。
あなたの意見が、まんが喫茶ゲラゲラの未来を変えるかも!?ぜひご参加ください!
※うまい棒の贈呈は、各店先着100名様で終了となります。
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第2弾 6月19日~6月23日
ゲラ歴7年以上のゲラゲラフリークに朗報!延長料金1時間が無料に!

第2弾は長年ご利用いただいている常連のみなさまへ。7年以上前に発行されたこちら2種類のどちらかの会員証をお持ちの方は、期間中、延長料金1時間が無料となります!
※吉祥寺店は延長料金から100円引きとなります。
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第3弾 6月24日~6月30日
驚異の割引率20%を誇ったあのスタンプカードを期間限定で復活。

もはや伝説化しているスタンプカードが期間限定で復活します。割引率はなんと最大20%、延長5時間が無料に!
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まんが喫茶ゲラゲラのワケありな20年

1997年 ゲラゲラ誕生!

まんが喫茶ゲラゲラ田町店が6月24日にOPEN!!
誕生してはじめは机と椅子と漫画しかなかった。まだ漫画喫茶というカタチが見えてなくて、この頃の漫画喫茶は時間料金式か喫茶店方式かの2種類が存在した。

●連載開始漫画:
ONEPIECE・ふたりエッチ
●社会の出来事:
プレステ国内1000万台突破、山一證券破綻

1998年

漫画喫茶業態全国300店舗(規模平均40~60坪)へ規模拡大
業態の認知が進み新規参入や業態転換による出店が進む

●連載開始漫画:
HUNTER×HUNTER・ROOKIES・バガボンド
●社会の出来事:
Windows98発売、冬季長野オリンピック開催

1999年 ネットカフェのはじまり!

まんが喫茶ゲラゲラ渋谷センター街店にインターネット席が誕生!!
新宿に5店舗目になる新宿本店を出店
志木店・鶴見店を出店し、埼玉県、神奈川県に進出

●連載開始漫画:
テニスの王子様・NARUTO -ナルト-
●社会の出来事:
「ADSL」が登場、「2ちゃんねる」開設

2000年 千葉進出

まんが喫茶ゲラゲラ柏店を出店し、千葉県に進出
ブースタイプの個室の登場と合わせて、仮眠や始発待ちの利用が増加。それに合わせ、フラットタイプの個室が登場。カップルでの利用も増加し、ペアシート・カップルシートも誕生。ミレニアム問題が懸念されたが、無事に21世紀を迎える。

●連載開始漫画:
NANA・ハチミツとクローバー
●社会の出来事:
「Google」が日本語による検索サービスを開始、「Amazon.co.jp」がサービスを開始、歌舞伎町ビル火災。戦後5番目に多い44人が死亡

2001年 大阪進出!!

大阪右衛門町店を出店し大阪に進出。 漫画喫茶業態全国1500店舗へ規模拡大 (うち10店舗を超えるナショナルチェーン:15社以上)

●連載開始漫画:
鋼の錬金術師・BLEACH-ブリーチ-
●社会の出来事:
アメリカ同時多発テロ発生

2002年 複合カフェと呼ばれ始める

『まんが喫茶ゲラゲラ』から『まんが@カフェGeraGera』に商号変更 漫画喫茶業態全国2100店舗へ規模拡大 初期のオンライゲームの代表的タイトルラグナロクオンラインサービス開始
DVD、ビリヤード、ダーツ、シャワーなどさまざまなサービスが導入され、「ネットカフェ」から「複合カフェ」と呼ばれるようになる。

●連載開始漫画:
いちご100%
●社会の出来事:
FIFAワールドカップ日本/韓国大会

2003年 大型店の誕生

当時最大規模のまんが喫茶ゲラゲラ横浜本店(現 俺の部屋)を出店 この頃からナイトパックが業界内で普及し始める。 ネットカフェで「TVゲームソフト許諾システム」運用開始

●連載開始漫画:
DEATH NOTE・おおきく振りかぶって
●社会の出来事:
「世界に一つだけの花」リリース、家庭向けの光回線が登場

2004年 ゲラデミー賞はじまる

ゲラゲラ独自の基準で、その年に発行された漫画の中から優れている作品、お客様におススメしたい作品を、勝手に表彰する「ゲラデミー賞」がスタート。
(※『この漫画がすごい』ができるのは2006年から)

●連載開始漫画:
銀魂
●社会の出来事:
「mixi」、「Amebaブログ」、「GREE」がサービスを開始、ニンテンドーDSが発売

2005年

石垣島に出店し沖縄県進出 (以降、宮古島にも出店) アミューズ型店舗の佐野新都市店と海老名店をオープン
郊外の遊びスポットとして人気に。

●連載開始漫画:
君に届け・大奥・絶対可憐チルドレン
●社会の出来事:
動画共有サイト「YouTube」がサービスを開始、郵政民営化関連法案が成立

2006年

まんが喫茶ゲラゲラ新宿本店リニューアル 新宿通りに面した国内最大級店舗に

●連載開始漫画:
キングダム・聖☆おにいさん
●社会の出来事:
第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開催、日本が優勝

2007年 運営元合併

株式会社アイデアリンクから株式会社ベンチャーバンクに
株式会社アイデアリンクから株式会社ベンチャーバンクに
いわゆる「ネットカフェ難民」の厚生労働省調査発表

●連載開始漫画:
3月のライオン・GIANT KILLING
●社会の出来事:
団塊世代の大量定年退職がはじまる(2007年問題)

2008年

漫画喫茶業態全国2800店舗へ規模拡大 (業界のピーク)
漫画喫茶店舗あたりの平均客数:1日191.2人、一人あたりの平均利用時間3時間、利用金額 1124.7円となり、学生からサラリーマンまで、男女問わず幅広い年齢層の人が利用し、街の至る所に漫画喫茶がある状態に。

●連載開始漫画:
弱虫ペダル・宇宙兄弟
●社会の出来事:
「iPhone」が発売、「Facebook」、「Twitter」がサービスを開始、株価大暴落によって日経平均株価が26年ぶりに7000円を割り込む

2009年 デフレ時代

まんが喫茶ゲラゲラでランチタイム100円カレーの流行
漫画喫茶デフレ時代突入。利用料金、フード、あらゆるサービスの値下げ競争が、業界内で繰り広げられる。

●連載開始漫画:
進撃の巨人・マギ
●社会の出来事:
裁判員制度による初の裁判が始まる、鹿児島市の桜島が爆発的噴火

2010年 大型店出店ラッシュ

100坪超店舗、まんが喫茶ゲラゲラ浅草店、新橋店、所沢店を出店する 東京都の店舗を会員制に移行する 神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例が施行 まんが喫茶ゲラゲラ海老名店でフリータイムを導入
ピーク時以外の時間帯を、お客様にお得に利用して貰えるサービスとして、近隣地域の方々の利用が広まる。

●連載開始漫画:
ToLOVEるダークネス
●社会の出来事:
iPad流行 電子書籍元年

2011年

埼玉県の店舗が風営法対応により扉が透明化される
 
●連載開始漫画:
俺物語!!・銀の匙 Silver Spoon
●社会の出来事:
東日本大震災

2012年 小型店出店ラッシュ

65坪未満の小型店を5店舗立て続けに出店する
ゲラゲラは、当時、主流となっていた住宅街の大型店舗ではなく、小型ながらも駅近で通いやすいというお客様の利便性を追求
吉祥寺店の看板をcafé風にデザイン変更したものの不評で止める。

●連載開始漫画:
食戟のソーマ・山田くんと7人の魔女
●社会の出来事:
「LINE」がサービスを開始

2013年

阿佐ヶ谷店に通常の1.5倍の広さのデラックスルームを導入
●連載開始漫画:
ワールドトリガー
●社会の出来事:
東京メトロと都営地下鉄でメールやインターネット接続が使用可能、新石垣空港(石垣島東部)が開港

2014年 完全個室型店舗誕生

完全個室型の店舗 house U 横浜店を出店
ハイスペックゲームマシンをゲラゲラ全店に導入
『house U』を『俺の部屋』に商号変更

●連載開始漫画:
僕のヒーローアカデミア・風夏
●社会の出来事:
消費税が8%に変更

2015年

完全個室型の店舗 Hailey’5cafe 池袋店を出店

●連載開始漫画:
ブラッククローバー
●社会の出来事:
北陸新幹線開業、Windows 10の無料アップグレードの提供を開始

2016年

吉祥寺店にアメリカ式ドリンクディスペンサーを導入
株式会社ベンチャーバンクから株式会社ソーエキサイトに

●連載開始漫画:
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-
●社会の出来事:
マイナンバー制度の利用が開始、SMAP解散騒動、ポケモン GOの日本配信開始、PlayStation VR発売
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漫画喫茶の進化

漫画喫茶はサービス開始の当初は「まんがが読める」というだけで良かった。
しかし時を経るうちに、インターネットがしたい、家庭用ゲームがしたい、オンラインゲームがしたい、個室でくつろぎたい、ソフトクリームが食べたい・・・などなど、次々とお客様からの要望が増えていきました。
まんが喫茶ゲラゲラとしては、そのお客様の要望に応える形で、スピーディーに店舗を進化させる必要がありました。
20年の間に数々の失敗や紆余曲折がありましたので、20周年を記念して漫画喫茶の進化を振り返ります。

漫画喫茶のはじまり

漫画喫茶の発祥は名古屋で1970年代後半に喫茶店のサービスの延長ではじまったとされる説と沖縄ではじまったという説や各地で自称、日本初の漫画喫茶が溢れており諸説ある。
恐らくは自然発生的に喫茶店の延長として始まったものと思われる。

喫茶店に大量の漫画置いてあり、コーヒー等を注文すると好きなだけまんがを読めるというあくまでも喫茶店のプラスアルファのサービスとして流行り出した。
ちょうど週刊少年ジャンプの発行部数が300万部を超えはじめ、漫画の人気が沸騰し始めた時期でもあり、大量に漫画を置いている喫茶店は爆発的に集客をしていった。

しかしこれは喫茶店の命である回転率の低下を招き、集客はするが儲からないという問題が生まれた。そこで考えられたのが利用時間に応じて料金がかかる時間料金のシステムだった。このときにはじめて、漫画+時間料金+喫茶店の漫画喫茶という業態が成立した。

初期のころは入店のときにドリンクか食事を注文すると1時間~2時間程使え、それ以降は延長するごとに追加料金が加算されていく、ワンオーダー制を採用するところが多かった。
1992年にファミレスで発明されたドリンクバーを取り入れて、ドリンク飲み放題+漫画読み放題で1時間400円という現在の漫画喫茶の原型になる料金システムがやたて主流になっていく。

このような市場環境の中で1997年6月24日にまんが喫茶ゲラゲラ田町店がOPENします。

このとき都内には12店舗しか漫画喫茶はありませんでした。
漫画喫茶のはじまりIMG_3318キャンプ鷺ノ宮 漫画喫茶のはじまりIMG_3319キャンプ鷺ノ宮

インターネットカフェのはじまり

Windows 95の影響からか徐々にインターネットを使いたいという需要が起こりはじめていた。これに目をつけ、まんが喫茶ゲラゲラでは、1999年にインターネット席をリリースしました。

これが爆発的なヒットになりました。
総務省の通信利用動向調査によれば1999年のインターネット世帯普及率は19.1%と約2割の家庭にしかインターネット回線は無かったのです。
今からでは想像できないかもしれないが、街中でインターネットを使うにはネットカフェに行くしかありませんでした。待ち合わせ場所を調べる時も、ゲームをするときも。

パソコンを使っていると、漫画を読むよりも、人の目が気になるのでパーテーションを設けていった。初めは前だけ。やがて横にも仕切り。最終的には後ろ。こうして完成したのが今のネットカフェにみられるブースタイプの個室席の原型です。
ところが初期のインターネットは、今ほど情報が溢れておらず(総務省 情報通信制作研究所調査によれば、2000年2月のJPドメイン総コンテンツ量は4255万ページ)、多くの人にとっては少し調べものやメールをすると用が済んでしまう程度のものでした。
この影響からか海外ではじまった、インターネット+コーヒーショップのカタチは徐々に姿を消し、漫画喫茶=ネットカフェの図式が日本では一般に認知されるようになっていきます。

一方で喫茶店タイプの漫画喫茶はこのインターネットの普及という変化についていけずに徐々に姿を消していくことになります。

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ネットカフェから複合カフェへ

ネットカフェは、インターネット、パソコンに付随して様々なコンテンツを導入してきました。

例えばオンラインゲームです。
2002年にサービスを開始したラグナロクオンラインは初期のころの重要コンテンツです。
このラグナロクオンラインがユニークだったのは、1DAYチケットといって一日単位でゲームの利用券が存在し、これを公認ネットカフェで販売していました。

まんが喫茶ゲラゲラでは通常税込105円だったものを5円玉を用意してないという理由で、長らく100円で販売していたため、このチケット目当てのお客様もかなりお越しいただきました。

他にもエミルクロニクル、シルクロード、MHFなどなど数多くのゲームを扱ってきました。
この頃、オンラインゲームをはじめる人の選択肢として、ネットカフェを利用することは良い選択だったように思います。PCを買う必要も無く、ネット回線を契約する必要も無い。オンラインゲームの裾野を広げるのに、まんが喫茶ゲラゲラも一役買えたのであれば、これは非常に嬉しいことです。

こうしてオンライゲームをはじめとした、様々なコンテンツがネットカフェに導入されていきます。
コンシューマーゲーム、DVD、ビリヤード、卓球、ダーツ、シャワーなかにはサウナや日焼けマシーンを導入する店舗もあらわれはじめ、ネットカフェという枠におさまらず、色々なものを集めたという意味で、複合カフェとも呼ばれるように(自称するように)なっていきます。

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インターネットカフェの変化

2000年代の後半に入り、ブースタイプの個室席が登場してくると、プライベートな空間になるということで夜、始発待ちや仮眠に利用する方が増えてきました。

これに合わせて誕生したのがフラット(お座敷)タイプの席です。
これまでのリクライングチェアやオフィスチェアでは無く、靴を脱いで足を伸ばせる個室です。 夜から深夜を中心に人気をあつめ今でも、ゲラゲラの主力タイプの席になります。

またカップルで利用する方も増えてきて、二人で一緒の席を利用することが出来るペアシートやカップルシートが誕生しました。

スマートフォンが普及し、漫画の人気が一時期より下がった今、注目されているのが場所としての価値です。
完全個室と呼ばれる部屋のように区画された空間を提供し始めるネットカフェが増えてきています。

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